テーマ:読書

川村 元気 「世界から猫が消えたなら」読了

川村 元気 「世界から猫が消えたなら」読了。 本屋さんに積んであったのを見たことがあったけど、 ヒット中の映画「君の名は」のプロデューサーが書いたと知って、 図書館で借りてみました。 脳腫瘍で余命いくばくもないと宣告された若者のもとに悪魔が現れる。 この世から1つ何かを消せば1日寿命が延びるという 悪魔との契…

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森見 登美彦「きつねのはなし」読了

森見 登美彦「きつねのはなし」読了。 例によって京都を舞台にした男子大学生が主人公の4つの短編。 タイトル作の「きつねのはなし」は骨董店の女主人と、 アルバイトの学生、そしてその顧客をめぐる不思議な話。 残りの3作もその骨董屋が少しずつ絡む。 僕の知っている森見さんと違い、おちゃらけもなく、 全編を通して暗いトー…

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吉田 修一 「犯罪小説集」読了

吉田 修一 「犯罪小説集」読了。 吉田さんの最新作。タイトルが面白い。 実際にあった事件をモチーフにしたと思われる短編集で、 青田Y字路、曼珠姫午睡、百家楽餓鬼、万屋善次郎、白球白蛇伝の5編。 タイトルが5文字で統一されていてとてもユニーク。 曼珠姫午睡以外は後味の悪い終わり方で、 ちょっと苦手かも。 犯罪小説な…

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森見 登美彦 「夜は短し歩けよ乙女」読了

森見 登美彦 「夜は短し歩けよ乙女」読了。 天然で、酒を愛していて、おともだちパンチと 二足歩行ロボットのステップが得意な黒髪の乙女と、 彼女に恋する、その後ろ姿に関する世界的権威で、 彼女と奇遇に会うことを得意とする先輩。 最後は2人とも「世界ボーッとする選手権」の日本代表となり、 初めてのデートを迎える。 …

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海堂 尊 「ポーラースター ゲバラ覚醒」読了

海堂 尊 「ポーラースター ゲバラ覚醒」読了。 海堂さんの最新作。 カストロとともに、キューバ革命を指導したゲバラが主人公。 もちろん実在の人物で、アルゼンチン生まれとは初めて知った。 今後全体で4部構成になるらしく、今回はその1作目で、 学生時代を中心に、幼少期、高校時代の話も入っている。 かなりドラマチックな…

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奥田 英郎 「バラエティ」読了

奥田 英郎 「バラエティ」読了。 奥田さんの新刊。全作制覇進行中。 6編の短編、1編のショートショート、そして対談が2編。 珍しく、あとがきがあり、ご本人が「言い訳」を書いている。 様々な雑誌に発表され、単行本に収録されなかった作品を集めた本。 「バラエティ」は寄せ集めの言い換えだ。 でも、それぞれが面白くないわ…

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近藤 史恵 「サクリファイス」読了

近藤 史恵 「サクリファイス」読了。 近藤さんの作品は短編を読んだことはあるけど、長編は初めて。 自転車チームのエースと事故でチームを去った男、 そして主人公の新人選手。 チームがレースを重ねるにつれ、主人公のエースへの思いは、 曇ったり、晴れたりする。 その心の揺れが反転する様の描き方が、少し不自然に感じる。 …

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森見 登美彦「ペンギンハイウェイ」読了

森見 登美彦「ペンギンハイウェイ」読了。 研究とオッパイが好きな小学校4年生の少年と、 人間でないオッパイの大きな歯医者のお姉さんが織りなす、 不思議で物悲しい物語。ラストシーンは圧巻。 それにしても、作家の想像力というのは、 とてつもないものだということを改めて認識した。 物語のキーワードである、「世界の果て」…

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宮下 奈都 「羊と鋼の森」読了

宮下 奈都 「羊と鋼の森」読了。 2016年本屋大賞受賞作。 羊毛のフェルトでできたハンマーが鋼の弦を叩く。それがビアノという森。 高校で、その調律師に会い、森に迷い込んだ青年の物語。 主人公の純粋さは、とてつもなく、 少しずつ成長する様は清々しい。 一つのことに打ち込む姿には、三浦しをんの「舟を編む」を思い出し…

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森見 登美彦 「太陽の塔」読了

森見 登美彦 「太陽の塔」読了。 作者のデビュー作。日本ファンタジーノベル大賞受賞作。 主人公を中心とした、4人の男子大学生の、ストイックというか、 やせ我慢というか、そんな物語。 そんな主人公には、ある時彼女ができ、太陽の塔を見せると、 彼女は、それにのめり込み、やがて別れが訪れる。 デビュー作とあってか、チョ…

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道尾 秀介 「Staph」読了

道尾 秀介 「Staph」読了。 作者の最新作を図書館のリクエスト予約でゲット。 主人公はランチの移動販売をやっている、離婚したての女性。 一緒に住んでいる中学生の甥、同じ年のアイドルと女優の姉。 そしてアイドルの親衛隊。 女優の過去の秘密を巡るドタバタは、チョット軽い。 内容はもちろん違うけど、前作の「透明カメ…

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吉田 修一 「愛に乱暴」読了

吉田 修一 「愛に乱暴」読了。 全作制覇シリーズ30作目。遂に完了! 主人公は旦那と実家の離れに住む主婦。 各章は主人公の昔の日記で始まり、現在の日記で終わる。 そのうち、旦那は浮気相手のところから、帰って来なくなり、 主人公は離れで、猫と会話し、床下から壺を掘り出す。 そんな彼女に最後に小さな幸せが訪れて、物語…

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吉田 修一 「路」読了

吉田 修一 「路」読了。 全作制覇シリーズ30作中29作目。残り1作! 舞台は台湾。 台湾に恋し、初めて訪れた時に運命の男性と出会った女性は、 その後、総合商社に入り、台湾新幹線の現地事務所で働く。 運命の男性は、台湾、日本で建築を勉強し、 日本の建設会社に入っている。 この2人を軸に、日本統治時代の台湾に生ま…

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吉田 修一 「初恋温泉」読了

吉田 修一 「初恋温泉」読了。 全作制覇シリーズ30作中28作目。残り2作。 いよいよゴールが、見えてきた。 5作の短編集。苦手な恋愛系。 5作のうち、「ためらいの湯」には、唯一タイトルに 温泉が付いていない。 いくら吉田さんとは言え、唐突な終わり方で、 頭にハテナマークが浮かんだ。 「純情温泉」が一番よかっ…

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野田 知佑 「ユーコン川を筏で下る」読了

野田 知佑 「ユーコン川を筏で下る」読了。 野田さんの本を久しぶりに読んだ。 2013年8月のユーコン。 野田さんは75歳。まだまだ元気そう。 現地で筏を作ることから始まる。 一行は筏に野田さんと犬2匹。 2ハイの2人乗りカヌーに4人、 そして、モーターボートにガイドとあと2人の合計8人。 そのうちの一人は盟…

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吉田 修一 「平成猿蟹合戦」読了

吉田 修一 「平成猿蟹合戦」読了。 全作制覇シリーズ30作中27作目。残り3作。 死亡交通事故を起こした音楽家と、その兄の家族。 事故を目撃した新宿でクラブを手伝っている若者。 政治家を政治家を育てたいと願っている音楽家のマネージャー。 新宿でホストをしている夫を追ってきた乳飲み子を抱えた妻。 それぞれの人生が事…

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吉田 修一 「元職員」読了

吉田 修一 「元職員」読了。 全作制覇シリーズ30作中26作目。残り4作。 舞台はタイ。主人公は公金を使い込んでいる団体職員で、 罪の意識に苛まれながらも、 すでに金を荒使いすることに慣れてしまったエセリッチ。 現地で知り合った日本人の若者の世話で、 数日間金を使いまくった後、帰りの飛行機もファーストクラス。 …

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吉田 修一 「静かな爆弾」読了

吉田 修一 「静かな爆弾」読了。 全作制覇シリーズ30作中25作目。残り5作。 テレビ局に勤める主人公。 ふとしたきっかけで、耳の聞こえない彼女と出会う。 二人の仲は、行ったり来たり、 タリバーンによるバーミヤン遺跡破壊の取材も同様。 最後はハッピーエンドに見えるけど、 結末まで書かないのが、吉田流か。 途中…

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伊坂 幸太郎 「サブマリン」読了

伊坂 幸太郎 「サブマリン」読了。 「チルドレン」の続編。今回は長編。 主人公は前回と同じ、家裁の調査官 陣内。 物語は部下の武藤の視点から語られる。 前回も登場した永瀬と優子は結婚している。 それと事故を起こした少年と、10年前に少年として事故を起こした男性、 そして、保護観察中の少年。 ちょっと、事件が起き…

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吉田 修一 「橋を渡る」読了

吉田 修一 「橋を渡る」読了。 全作制覇シリーズ30作中24作目。残り6作。 最初の3章、「春」は明良、「夏」は篤子、「秋」は謙一郎が主人公。 4章目の「そして、冬」はなんと2085年の設定。 吉田さん、チャレンジャーだなぁ。 「春」の冒頭で橋を渡り、「そして、冬」の最後に、また橋。 エピローグでは、「春」、「夏…

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奥田 英朗 「向田理髪店」読了

奥田 英朗 「向田理髪店」読了。 奥田さんの最新作。全作制覇継続。 div align="center"> 舞台は北海道の財政破綻した架空の市。 しぼんでいく街にある、床屋の主人が主人公。 年はぼくとほとんど同じ。 主人公の友人たち、その子供たち、親たちなど、 極めて普通な市井の人々の日常を描いた6編の短編集…

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森見 登美彦 「有頂天家族 二代目の帰朝」読了

森見 登美彦 「有頂天家族 二代目の帰朝」読了。 先日読んだ「有頂天家族」の続編。 帰朝したのは主狸公が師事する天狗の二代目。 師匠と美しい弟子、二代目との確執、 主狸公を含む4兄弟の活躍と、叔父の暗躍、 前作同様の宵山と頭領選びの騒動。 主狸公の阿呆ぶりにはますます磨きがかかり、 恋愛模様も加わって、楽しい、…

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万城目 学 「バベル九朔」読了

万城目 学 「バベル九朔」読了。 週刊カドカワの連載を単行本化。 バベルという雑居ビルの管理人をしている主人公。 ビルを建てた、亡き祖父。2人の苗字は九朔。 タイトルはこれで完成。 万城目さん作なので、ファンタジーと呼ぶのか、 それともSFと呼んでもいいのか。 細かい伏線がたくさん張ってあって、回収に苦労した。…

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森見 登美彦 「宵山万華鏡」読了

森見 登美彦 「宵山万華鏡」読了。 先日読んだ「有頂天家族」と並んで、「聖なる怠け者の冒険」に続く物語。、 「宵山姉妹」、「宵山金魚」、「宵山劇場」、「宵山回廊」、「宵山迷宮」、「宵山万華鏡」の6編。 「宵山金魚」と「宵山劇場」が対になっていて、明るい感じで、 「宵山劇場」と「宵山回廊」も対になっていて、こちらは暗い…

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伊坂 幸太郎 「チルドレン」読了

伊坂 幸太郎 「チルドレン」読了。 続編が出るということで、再読。 主人公は家裁の調査官。かなりはちゃめちゃな性格だけど、 調査を担当した少年からは好かれているという設定。 5編の短編は過去の主人公が学生時代の話と、 現在の家裁での話が交互に語られる。 初期の伊坂さんらしい、秀逸な短編集。 5編の中では、「チル…

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吉田 修一 「うりずん」読了

吉え田 修一 「うりずん」読了。 全作制覇シリーズ30作中23作目。残り7作。 (3月19日に新刊が出たので、1作増えた。) 「吉田 修一 「うりずん」読了のある風景」をテーマに、佐内 正史さんの写真をもとに、 吉田さんが物語を作ったらしい。 20ある掌編のタイトルはすべて漢字2文字。 これまでの人生を略歴風につ…

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森見 登美彦 「有頂天家族」読了

森見 登美彦 「有頂天家族」読了。 先日読んだ「聖なる怠け者の冒険」のあとがきに、 「宵山万華鏡」と本作がつながっているとのことだったので、 読んでみました。 狸を主人公とするファンタジー。 亡くなった偉大な父の血を継ぐ4兄弟と母、 叔父と2人の息子と妹、師匠の天狗と弁天。 設定といい、ストーリーといい、ものす…

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吉田 修一 「ひなた」読了

吉田 修一 「ひなた」読了。 全作制覇シリーズ 29作中22作目。残り7作。 弟の彼女、弟、兄の妻、兄がそれぞれの出来事を 春、夏、秋、冬の順に語る。 春、夏、秋は起、承、転を踏んでいるように思えるけど、 冬は結にはなっておらず、それぞれの秘密を胸に物語は続いていく。 主人公が変わりながら物語が進んでいくところは…

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森見 登美彦 「聖なる怠け者の冒険」読了

森見 登美彦 「聖なる怠け者の冒険」読了。 京都祇園祭宵山の土曜日に怠け者が冒険するファンタジー。 森見さん初読。 本作はゆるやかな楽しい物語で、神様の命令も聞かない、 究極の怠け者が、正義の味方の魂を救う。 ファンタジーはストーリーを語るのが難しいので、 何のこっちゃだろうけど、このくらいにしておこう。 物語…

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吉田 修一 「女たちは二度遊ぶ」読了

吉田 修一 「女たちは二度遊ぶ」読了。 完全制覇シリーズ29作中21作目。 「どしゃぶりの女」から始まる男性が主人公で、 女性がからむ11の短編集。 最後の「最初の妻」だけタイトルに女がついていない。 あまりちゃんとしていない男性と少し変わった女性。 それぞれの日常を描きながら、 それほど大きくはない「あっ」と…

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