テーマ:読書

宮下 奈都 「羊と鋼の森」読了

宮下 奈都 「羊と鋼の森」読了。 2016年本屋大賞受賞作。 羊毛のフェルトでできたハンマーが鋼の弦を叩く。それがビアノという森。 高校で、その調律師に会い、森に迷い込んだ青年の物語。 主人公の純粋さは、とてつもなく、 少しずつ成長する様は清々しい。 一つのことに打ち込む姿には、三浦しをんの「舟を編む」を思い出し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

森見 登美彦 「太陽の塔」読了

森見 登美彦 「太陽の塔」読了。 作者のデビュー作。日本ファンタジーノベル大賞受賞作。 主人公を中心とした、4人の男子大学生の、ストイックというか、 やせ我慢というか、そんな物語。 そんな主人公には、ある時彼女ができ、太陽の塔を見せると、 彼女は、それにのめり込み、やがて別れが訪れる。 デビュー作とあってか、チョ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

道尾 秀介 「Staph」読了

道尾 秀介 「Staph」読了。 作者の最新作を図書館のリクエスト予約でゲット。 主人公はランチの移動販売をやっている、離婚したての女性。 一緒に住んでいる中学生の甥、同じ年のアイドルと女優の姉。 そしてアイドルの親衛隊。 女優の過去の秘密を巡るドタバタは、チョット軽い。 内容はもちろん違うけど、前作の「透明カメ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

吉田 修一 「愛に乱暴」読了

吉田 修一 「愛に乱暴」読了。 全作制覇シリーズ30作目。遂に完了! 主人公は旦那と実家の離れに住む主婦。 各章は主人公の昔の日記で始まり、現在の日記で終わる。 そのうち、旦那は浮気相手のところから、帰って来なくなり、 主人公は離れで、猫と会話し、床下から壺を掘り出す。 そんな彼女に最後に小さな幸せが訪れて、物語…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

吉田 修一 「路」読了

吉田 修一 「路」読了。 全作制覇シリーズ30作中29作目。残り1作! 舞台は台湾。 台湾に恋し、初めて訪れた時に運命の男性と出会った女性は、 その後、総合商社に入り、台湾新幹線の現地事務所で働く。 運命の男性は、台湾、日本で建築を勉強し、 日本の建設会社に入っている。 この2人を軸に、日本統治時代の台湾に生ま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

吉田 修一 「初恋温泉」読了

吉田 修一 「初恋温泉」読了。 全作制覇シリーズ30作中28作目。残り2作。 いよいよゴールが、見えてきた。 5作の短編集。苦手な恋愛系。 5作のうち、「ためらいの湯」には、唯一タイトルに 温泉が付いていない。 いくら吉田さんとは言え、唐突な終わり方で、 頭にハテナマークが浮かんだ。 「純情温泉」が一番よかっ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

野田 知佑 「ユーコン川を筏で下る」読了

野田 知佑 「ユーコン川を筏で下る」読了。 野田さんの本を久しぶりに読んだ。 2013年8月のユーコン。 野田さんは75歳。まだまだ元気そう。 現地で筏を作ることから始まる。 一行は筏に野田さんと犬2匹。 2ハイの2人乗りカヌーに4人、 そして、モーターボートにガイドとあと2人の合計8人。 そのうちの一人は盟…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

吉田 修一 「平成猿蟹合戦」読了

吉田 修一 「平成猿蟹合戦」読了。 全作制覇シリーズ30作中27作目。残り3作。 死亡交通事故を起こした音楽家と、その兄の家族。 事故を目撃した新宿でクラブを手伝っている若者。 政治家を政治家を育てたいと願っている音楽家のマネージャー。 新宿でホストをしている夫を追ってきた乳飲み子を抱えた妻。 それぞれの人生が事…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

吉田 修一 「元職員」読了

吉田 修一 「元職員」読了。 全作制覇シリーズ30作中26作目。残り4作。 舞台はタイ。主人公は公金を使い込んでいる団体職員で、 罪の意識に苛まれながらも、 すでに金を荒使いすることに慣れてしまったエセリッチ。 現地で知り合った日本人の若者の世話で、 数日間金を使いまくった後、帰りの飛行機もファーストクラス。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

吉田 修一 「静かな爆弾」読了

吉田 修一 「静かな爆弾」読了。 全作制覇シリーズ30作中25作目。残り5作。 テレビ局に勤める主人公。 ふとしたきっかけで、耳の聞こえない彼女と出会う。 二人の仲は、行ったり来たり、 タリバーンによるバーミヤン遺跡破壊の取材も同様。 最後はハッピーエンドに見えるけど、 結末まで書かないのが、吉田流か。 途中…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

伊坂 幸太郎 「サブマリン」読了

伊坂 幸太郎 「サブマリン」読了。 「チルドレン」の続編。今回は長編。 主人公は前回と同じ、家裁の調査官 陣内。 物語は部下の武藤の視点から語られる。 前回も登場した永瀬と優子は結婚している。 それと事故を起こした少年と、10年前に少年として事故を起こした男性、 そして、保護観察中の少年。 ちょっと、事件が起き…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

吉田 修一 「橋を渡る」読了

吉田 修一 「橋を渡る」読了。 全作制覇シリーズ30作中24作目。残り6作。 最初の3章、「春」は明良、「夏」は篤子、「秋」は謙一郎が主人公。 4章目の「そして、冬」はなんと2085年の設定。 吉田さん、チャレンジャーだなぁ。 「春」の冒頭で橋を渡り、「そして、冬」の最後に、また橋。 エピローグでは、「春」、「夏…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

奥田 英朗 「向田理髪店」読了

奥田 英朗 「向田理髪店」読了。 奥田さんの最新作。全作制覇継続。 div align="center"> 舞台は北海道の財政破綻した架空の市。 しぼんでいく街にある、床屋の主人が主人公。 年はぼくとほとんど同じ。 主人公の友人たち、その子供たち、親たちなど、 極めて普通な市井の人々の日常を描いた6編の短編集…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

森見 登美彦 「有頂天家族 二代目の帰朝」読了

森見 登美彦 「有頂天家族 二代目の帰朝」読了。 先日読んだ「有頂天家族」の続編。 帰朝したのは主狸公が師事する天狗の二代目。 師匠と美しい弟子、二代目との確執、 主狸公を含む4兄弟の活躍と、叔父の暗躍、 前作同様の宵山と頭領選びの騒動。 主狸公の阿呆ぶりにはますます磨きがかかり、 恋愛模様も加わって、楽しい、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

万城目 学 「バベル九朔」読了

万城目 学 「バベル九朔」読了。 週刊カドカワの連載を単行本化。 バベルという雑居ビルの管理人をしている主人公。 ビルを建てた、亡き祖父。2人の苗字は九朔。 タイトルはこれで完成。 万城目さん作なので、ファンタジーと呼ぶのか、 それともSFと呼んでもいいのか。 細かい伏線がたくさん張ってあって、回収に苦労した。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

森見 登美彦 「宵山万華鏡」読了

森見 登美彦 「宵山万華鏡」読了。 先日読んだ「有頂天家族」と並んで、「聖なる怠け者の冒険」に続く物語。、 「宵山姉妹」、「宵山金魚」、「宵山劇場」、「宵山回廊」、「宵山迷宮」、「宵山万華鏡」の6編。 「宵山金魚」と「宵山劇場」が対になっていて、明るい感じで、 「宵山劇場」と「宵山回廊」も対になっていて、こちらは暗い…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

伊坂 幸太郎 「チルドレン」読了

伊坂 幸太郎 「チルドレン」読了。 続編が出るということで、再読。 主人公は家裁の調査官。かなりはちゃめちゃな性格だけど、 調査を担当した少年からは好かれているという設定。 5編の短編は過去の主人公が学生時代の話と、 現在の家裁での話が交互に語られる。 初期の伊坂さんらしい、秀逸な短編集。 5編の中では、「チル…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

吉田 修一 「うりずん」読了

吉え田 修一 「うりずん」読了。 全作制覇シリーズ30作中23作目。残り7作。 (3月19日に新刊が出たので、1作増えた。) 「吉田 修一 「うりずん」読了のある風景」をテーマに、佐内 正史さんの写真をもとに、 吉田さんが物語を作ったらしい。 20ある掌編のタイトルはすべて漢字2文字。 これまでの人生を略歴風につ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

森見 登美彦 「有頂天家族」読了

森見 登美彦 「有頂天家族」読了。 先日読んだ「聖なる怠け者の冒険」のあとがきに、 「宵山万華鏡」と本作がつながっているとのことだったので、 読んでみました。 狸を主人公とするファンタジー。 亡くなった偉大な父の血を継ぐ4兄弟と母、 叔父と2人の息子と妹、師匠の天狗と弁天。 設定といい、ストーリーといい、ものす…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

吉田 修一 「ひなた」読了

吉田 修一 「ひなた」読了。 全作制覇シリーズ 29作中22作目。残り7作。 弟の彼女、弟、兄の妻、兄がそれぞれの出来事を 春、夏、秋、冬の順に語る。 春、夏、秋は起、承、転を踏んでいるように思えるけど、 冬は結にはなっておらず、それぞれの秘密を胸に物語は続いていく。 主人公が変わりながら物語が進んでいくところは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

森見 登美彦 「聖なる怠け者の冒険」読了

森見 登美彦 「聖なる怠け者の冒険」読了。 京都祇園祭宵山の土曜日に怠け者が冒険するファンタジー。 森見さん初読。 本作はゆるやかな楽しい物語で、神様の命令も聞かない、 究極の怠け者が、正義の味方の魂を救う。 ファンタジーはストーリーを語るのが難しいので、 何のこっちゃだろうけど、このくらいにしておこう。 物語…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

吉田 修一 「女たちは二度遊ぶ」読了

吉田 修一 「女たちは二度遊ぶ」読了。 完全制覇シリーズ29作中21作目。 「どしゃぶりの女」から始まる男性が主人公で、 女性がからむ11の短編集。 最後の「最初の妻」だけタイトルに女がついていない。 あまりちゃんとしていない男性と少し変わった女性。 それぞれの日常を描きながら、 それほど大きくはない「あっ」と…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

篠原 勝之「骨風」読了

篠原 勝之「骨風」読了。 ゲージツ家のクマさんが書いた自伝的短編集。 最初の短編で父が死に、最後の短編で弟が死ぬ。 飼っていた猫が死に、罠にかかった鹿を知り合いが屠り、 全編を通して、何だか死が漂っている感じがする。 「花喰い」に出てくるワカマッさんは映画監督の若松 孝二で、 彼も本作が書かれる2年前に亡くなって…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

米澤 穂信他 「蝦蟇倉市事件2」読了

「蝦蟇倉市事件2」読了。 蝦蟇倉市という架空の街を舞台にしたミステリーオムニバス2作目。 蝦蟇倉は鎌倉をモチーフにしているのは、言わずもがな。 今回は北山猛邦、桜坂洋、村崎友、越谷オサム、秋月涼介、米澤穂信の6人。 米澤さん以外は初読。 北山さんが良かった。何とも言えない、殺人の動機と結末。 前作でもそうだったけ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

伊坂 光太郎他 「蝦蟇倉市事件1」読了

道尾 秀介、伊坂 光太郎、大山 誠一郎、福田 栄一、伯方雪日 「蝦蟇倉市事件1」読了。 海と山に囲まれた、風光明媚な街、蝦蟇倉(がまくら)。 この街ではなぜか年間平均15件もの不可能犯罪が起こるという。 そんな街を舞台にした5編のミステリー。 道尾さんの作品は嫌いなタイプ。 伊坂さんの作品は短編集「ジャイロス…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

近藤 正高 「タモリと戦後ニッポン」読了

近藤 正高 「タモリと戦後ニッポン」読了。 ウェブで書評を見て、気になったので借りてきた。 タモリは1945年8月22日生まれ。 その生涯と戦後のニッポンを結びつけて語った本。 芸人としてデビューするまでは、戦後ニッポンの復興期と重なり、 早稲田大学を中退して故郷に戻り、再び上京するまでの空白の7年間が興味深い。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

吉田 修一 「春、バーニーズで」読了

吉田 修一 「春、バーニーズで」読了。 完全制覇シリーズ 29作中20作目。 表題作を含め、5編からなる短編集。 最初の4編はデビュー作の「最後の息子」で オカマと暮らしていた主人公が登場。 連れ子のいる女性と結婚し、聖蹟桜ヶ丘の彼女の実家に住み、 新宿のバーニーズで買い物をしていて、偶然オカマと会い、 通勤に…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

米澤 穂信 「真実の10メートル手前」

米澤 穂信 「真実の10メートル手前」。 先日読んだ「王とサーカス」と同じ太刀洗万智が主人公の短編集。 タイトル作の「真実の10メートル手前」は、 「王とサーカス」の前日譚的な物語で、太刀洗は新聞記者。 残りはジャーナリストとして登場するので、後日譚的物語。 しかし、最後の「綱渡りの成功例」以外は、 「王とサーカ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

池澤 夏樹 「うつくしい列島」読了。

池澤 夏樹 「うつくしい列島」読了。 サブタイトルは「地理学的名所紀行」。 池澤さん初読み。随分昔に芥川賞を取ったのは知っていて、 「南鳥島特別航路」という紀行文のタイトルが気になっていた。 内容は、300ページのうち、前半の120ページが 2010年から「ナショナル・ジオグラフィック」に連載された 「日本うるわ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

沢野 ひとし 「人生のことはすべて山に学んだ」読了

沢野 ひとし 「人生のことはすべて山に学んだ」読了。 サブタイトルは「沢野ひとしの特選日本の名山50」。 沢野さんは椎名誠と高校の同級生で、長年の悪友。 一時期、椎名さんとその一派の本を片っ端から読んだことがあって、 沢野さんの本も何冊か読んだはずだが、全然覚えていない。 これまでに登った山を50選んで、「北の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more