テーマ:読書

伊坂 幸太郎 「AX」読了

伊坂 幸太郎 「AX」読了。 「グラスホッパー」、「マリアビートル」に続く、殺し屋シリーズ3作目。 シリーズと言っても、そんなに繋がってないけど。 前2作と違い、今回は短編集。 最初の3編が雑誌に掲載されたもので、残り2編が書下ろし。 「AX」が1番良かった。今回は殺しが中心ではなく、 恐妻家の殺し屋の日常を描いた話。 …
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万城目 学「パーマネント神喜劇」読了

万城目 学「パーマネント神喜劇」読了。 万城目さんの最新刊。 神様が主人公の4つの短編集。 それぞれの短編は神様の語りと、 願いを叶えたい、市井の人々の話が交互に綴られている。 神様の語りはユーモラスで、 万城目さんが想像する神様の願いの叶え方も面白い。 結局最後はそれぞれの願いが叶うというハッピーエンドで、 神…
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米澤 穂信 「いまさら翼といわれても」

米澤 穂信 「いまさら翼といわれても」読了。 古典部シリーズの6作目で、6編の短編集。 主人公を含む男子2人、女子2人の高校2年生は、 さすがにキャラクターも確立されストーリーもくっきり。 タイトル作の「いまさら翼といわれても」が良かった。 えるは翼を得たけど、使い方がわからない。 「わたしたちの伝説の一冊」で摩耶花は漫…
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森見 登美彦 「四畳半王国見聞録」読了

森見 登美彦 「四畳半王国見聞録」読了。 例によって、京都の阿呆な学生を描いた7つの短編集。 これまでに読んだ作品に出て来た人物も多々出てくるけど、 ボロボロのアパートの屋上に奉られた阿呆神が各短編での共通項か。 それぞれの短編は面白いことは面白いけど、 別々に発表されたせいか、全体としてのまとまりは今ひとつに感じる。…
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森見 登美彦 「恋文の技術」読了

森見 登美彦 「恋文の技術」読了。 京都から能登の研究所に飛ばされた大学院生が、 同級生、研究室の意地悪な女子の先輩、以前、家庭教師をしていた小学生、 妹、そして森見 登美彦に手紙を書きまくり、 憧れへの女性への恋文を書く技術を磨くというへんてこな物語。 女性への失敗書簡集もあり、最後は、関係者を大文字山に集めるた…
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森見 登美彦 「【新釈】走れメロス 他四篇」読了

森見 登美彦 「【新釈】走れメロス 他四篇」読了。 中島 敦 「山月記」、芥川 龍之介 「藪の中」、太宰 治 「走れメロス」、 坂口 安吾 「桜の森の満開の下」、森 鴎外 「百物語」を 森見流に焼き直したもので、主人公は京都の大学生。 あとがきによると、「原典を形づくる主な要素が明らかに 分かるように書こうとした。」とのこ…
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村上 春樹 「騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編」読了

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編。 様々なナゾはあまり解かれないまま、 主人公は勝手に大団円を迎えてしまった。 1番のナゾは、第1部の冒頭で主人公が顔のない男に 肖像画を描くよう要求されて、それができない場面が出てくるけど、 それっきりになってしまったこと。 イデアとメタファーという、あまりにも抽象的な表現を …
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宮部 みゆき 「希望荘」読了

宮部 みゆき 「希望荘」読了。 杉村 三郎シリーズの4作目。 主人公の杉村 三郎は、3作目で離婚。 それまでの探偵ライクな行動から、本物の探偵になった。 4編の物語の1編はそのきっかけとなるもの。 タイトル作の「希望荘」が1番面白かった。 本物の探偵になるまでは、事件が向こうから近づいていたけど、 探偵になり、依頼を受…
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村上 春樹 「騎士団長殺し : 第1部 顕れるイデア編」読了

村上 春樹 「騎士団長殺し : 第1部 顕れるイデア編」読了。 久々の村上 春樹。 イデアが騎士団長の姿をして顕れる。 何をどう語ればいいのかわからない。 隠されたものが多すぎて、第2部の展開がどうなるか全く予想つかない。 面白いかと言えば、面白い。 春樹ワールドと言ってしまえば、それまで。
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米澤 穂信 「ふたりの距離の概算」読了

米澤 穂信 「ふたりの距離の概算」読了。 古典部シリーズの5作目。 主人公たちは2年生になり、古典部にも新入生がやってくるが、 仮入部のままやめてしまう。 部長である女子と諍いがあったようだが、理由は謎のまま。 それを主人公が校内マラソン大会で20キロ走る間に解き明かす。 でも、謎は解かれたけど、問題は解決しない。 高…
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森見 登美彦 「夜行」読了」

森見 登美彦 「夜行」読了」。 最近お気に入りの作家の最新作。 岸田道生という銅版画家の「夜行」という連作にまつわる不思議な話。 「夜行」は日本各地の街にある家と顔のない女性が刷られた版画で、 10年ぶりに集まった5人の男女が、尾道、奥飛騨、津軽、天竜峡、そして鞍馬で、 おどろおどろしい経験をする。 最後の鞍馬では主人公…
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宮部 みゆき 「ペテロの葬列」

宮部 みゆき 「ペテロの葬列」。 杉村 三郎シリーズの3作目。 カリスマ創業者の妾腹と結婚した主人公は 相変わらずモヤモヤした生活を続けているが、 今回も事件に巻き込まれ、解決へ向けては活躍する。 いったん解決したように見えた後、 ヒラメキで最後の詰めをするのは、前作と同じ。 そしてモヤモヤ生活はアッと驚く展開でスッキ…
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米澤 穂信 「遠回りする雛」読了

米澤 穂信 「遠回りする雛」読了。 古典部シリーズの4作目。 今回は入学後から春休みまでのエピソードを拾う短編集。 主人公のホータロー、里志、千反田、摩耶花の4人の登場人物が過ごす 高校生らしい生活の中で起こる小さな謎を ホータローが解き明かすというのは同じ流れ。 摩耶花と里志の恋の行方、 千反田を意識し始めたホータロ…
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米澤 穂信 「クドリャフカの順番」読了

米澤 穂信 「クドリャフカの順番」読了。 「古典部シリーズ」の3作目。 3作目ということもあって、 高校1年生である古典部の4人のキャラクターはほぼほぼ固まってきた。 しかしそれは、ミステリーとは言え、高校での事件なので、 物語の行方が読者の期待とさほど違わないことと想定される。 主人公が事件をほぼ解決するけど、 それ…
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宮部 みゆき 「名もなき毒」読了

宮部 みゆき 「名もなき毒」読了 「誰か Somebody」に続く、杉村 三郎シリーズの2作目。 前作よりもずっと長くなっている。 主人公を取り巻く環境は、 編集部のアルバイトが変わった以外はそれほど変わっていないが、 それが今回の物語の中心の1つ。 人が死んだ事件に、また関わるけど、 それは非日常的なことで、 直感…
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米澤 穂信 「愚者のエンドロール」読了

米澤 穂信 「愚者のエンドロール」読了。 「氷菓」に続く古典部シリーズの2作目。 登場人物は前作と同じ、主人公を含む高校古典部の4人。 今回は作成途中で脚本役が倒れたため撮影が中断された 2年生のクラスのミステリービデオの続きを推理するという内容。 主人公は誤った推理をするが、そのまま受け入れられ、 ビデオは完成。しかし…
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米澤 穂信 「氷菓」読了

米澤 穂信 「氷菓」読了。 米澤さんのデビュー作にして、古典部シリーズの第1作。 高校に入学した主人公は姉からの手紙での指示で古典部に入る。 古典部には在校生の部員が居なかったが、 それが男子2名と女子2名の4人となり、部活を進める。 身の回りに起きる小さな謎を主人公が解き明かすところは、 以前読んだ「さよなら妖精」と同…
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森見 登美彦 「四畳半神話体系」読了

森見 登美彦 「四畳半神話体系」読了。 森見さんお得意の大学生もの。 四畳半に住む大学生の4つの話。 登場人物は小津、明石さん、羽貫さん、樋口師匠、城ヶ崎先輩なそ。 羽貫さんと樋口師匠は「命短し歩けよ乙女」にも出てくる。 キーワードは下鴨幽水荘、カステラ、猫ラーメン、タツノオトシゴ、占い師、 鴨川デルタ、コロッセ…
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宮部 みゆき 「誰か Somebody」読了

宮部 みゆき 「誰か Somebody」読了。 久々の宮部みゆき。 宮部みゆきは文庫でほとんど読んだつもりだったけど、 これはカッパノベルズになったので、 目に止まらず読んでなかったらしい。 杉村三郎シリーズの1作目らしいけど、 シリーズそのものを知らなかった。 書かれたのは「模倣犯」の少し後で、 そんな…
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川村 元気 「世界から猫が消えたなら」読了

川村 元気 「世界から猫が消えたなら」読了。 本屋さんに積んであったのを見たことがあったけど、 ヒット中の映画「君の名は」のプロデューサーが書いたと知って、 図書館で借りてみました。 脳腫瘍で余命いくばくもないと宣告された若者のもとに悪魔が現れる。 この世から1つ何かを消せば1日寿命が延びるという 悪魔との契…
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森見 登美彦「きつねのはなし」読了

森見 登美彦「きつねのはなし」読了。 例によって京都を舞台にした男子大学生が主人公の4つの短編。 タイトル作の「きつねのはなし」は骨董店の女主人と、 アルバイトの学生、そしてその顧客をめぐる不思議な話。 残りの3作もその骨董屋が少しずつ絡む。 僕の知っている森見さんと違い、おちゃらけもなく、 全編を通して暗いトー…
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吉田 修一 「犯罪小説集」読了

吉田 修一 「犯罪小説集」読了。 吉田さんの最新作。タイトルが面白い。 実際にあった事件をモチーフにしたと思われる短編集で、 青田Y字路、曼珠姫午睡、百家楽餓鬼、万屋善次郎、白球白蛇伝の5編。 タイトルが5文字で統一されていてとてもユニーク。 曼珠姫午睡以外は後味の悪い終わり方で、 ちょっと苦手かも。 犯罪小説な…
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森見 登美彦 「命短し歩けよ乙女」読了

森見 登美彦 「命短し歩けよ乙女」読了。 天然で、酒を愛していて、おともだちパンチと 二足歩行ロボットのステップが得意な黒髪の乙女と、 彼女に恋する、その後ろ姿に関する世界的権威で、 彼女と奇遇に会うことを得意とする先輩。 最後は2人とも「世界ボーッとする選手権」の日本代表となり、 初めてのデートを迎える。 …
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海堂 尊 「ポーラースター ゲバラ覚醒」読了

海堂 尊 「ポーラースター ゲバラ覚醒」読了。 海堂さんの最新作。 カストロとともに、キューバ革命を指導したゲバラが主人公。 もちろん実在の人物で、アルゼンチン生まれとは初めて知った。 今後全体で4部構成になるらしく、今回はその1作目で、 学生時代を中心に、幼少期、高校時代の話も入っている。 かなりドラマチックな…
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奥田 英郎 「バラエティ」読了

奥田 英郎 「バラエティ」読了。 奥田さんの新刊。全作制覇進行中。 6編の短編、1編のショートショート、そして対談が2編。 珍しく、あとがきがあり、ご本人が「言い訳」を書いている。 様々な雑誌に発表され、単行本に収録されなかった作品を集めた本。 「バラエティ」は寄せ集めの言い換えだ。 でも、それぞれが面白くないわ…
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近藤 史恵 「サクリファイス」読了

近藤 史恵 「サクリファイス」読了。 近藤さんの作品は短編を読んだことはあるけど、長編は初めて。 自転車チームのエースと事故でチームを去った男、 そして主人公の新人選手。 チームがレースを重ねるにつれ、主人公のエースへの思いは、 曇ったり、晴れたりする。 その心の揺れが反転する様の描き方が、少し不自然に感じる。 …
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森見 登美彦「ペンギンハイウェイ」読了

森見 登美彦「ペンギンハイウェイ」読了。 研究とオッパイが好きな小学校4年生の少年と、 人間でないオッパイの大きな歯医者のお姉さんが織りなす、 不思議で物悲しい物語。ラストシーンは圧巻。 それにしても、作家の想像力というのは、 とてつもないものだということを改めて認識した。 物語のキーワードである、「世界の果て」…
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宮下 奈都 「羊と鋼の森」読了

宮下 奈都 「羊と鋼の森」読了。 2016年本屋大賞受賞作。 羊毛のフェルトでできたハンマーが鋼の弦を叩く。それがビアノという森。 高校で、その調律師に会い、森に迷い込んだ青年の物語。 主人公の純粋さは、とてつもなく、 少しずつ成長する様は清々しい。 一つのことに打ち込む姿には、三浦しをんの「舟を編む」を思い出し…
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森見 登美彦 「太陽の塔」読了

森見 登美彦 「太陽の塔」読了。 作者のデビュー作。日本ファンタジーノベル大賞受賞作。 主人公を中心とした、4人の男子大学生の、ストイックというか、 やせ我慢というか、そんな物語。 そんな主人公には、ある時彼女ができ、太陽の塔を見せると、 彼女は、それにのめり込み、やがて別れが訪れる。 デビュー作とあってか、チョ…
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道尾 秀介 「Staph」読了

道尾 秀介 「Staph」読了。 作者の最新作を図書館のリクエスト予約でゲット。 主人公はランチの移動販売をやっている、離婚したての女性。 一緒に住んでいる中学生の甥、同じ年のアイドルと女優の姉。 そしてアイドルの親衛隊。 女優の過去の秘密を巡るドタバタは、チョット軽い。 内容はもちろん違うけど、前作の「透明カメ…
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