ボッコちゃん 読書の思い出その2

読書の思い出その1に続きその2。

中学に入ったからと言って、本が好きになったわけではない。
5教科の中で国語の点数が一番悪かったので、
先生からは「本を読まないからだ。」と言われたけど、気にしてなかった。

ある日のこと、一番仲の良かった2つ年上のいとこが、
熱心に文庫本を勧めてきた。それは星 新一の「ノックの音が」だった。
彼は星新一の本の面白さを説き、また文庫本の安さを説いた。
そして貸してくれた「ノックの音が」を読んだことが、
文庫本ワールドに入り込むきっかけになった。

学校帰りに本屋で物色し、買っては読むという生活が始まった。
芥川龍之介は全部読んだし、太宰 修の「人間失格」は読んだけどよくわからなかった。
そんな中学時代に読んで思い出に残っているのは、
星新一の「ボッコちゃん」。

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これは再購入して、今も我が家の本棚にある1冊。

ショートショートという文庫本でも数ページの世界が僕を虜にした。
300ページほどの中に50篇。
とびきり面白いのが数篇、でも面白くないものはない。
表題作もすごいし、「おーい、でてこーい」のブラックさ、
「闇の眼」の不気味さは、今でも色あせていない。

後に、最相葉月の「1001話をつくった人」を読んで、
星新一の偉大さを改めて感じた次第。
ちなみに1001話は星 新一が作ったショートショートの数で、
僕は全部読んでます。

読書の思い出はその3に続く

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