吉田 修一 「アンジュと頭獅王」読了

吉田 修一 「アンジュと頭獅王」読了。

西国に流された父の疑いを晴らそうと、
京都へ向かう親子が人買いに売られ、
母と別れさせられた幼い姉弟は丹後の山椒大夫に買われる。
そのうち、弟は姉の薦めで後ろ髪を引かれながらも、
国分寺へと逃げ込む。

このあたりまでは僕の知っている「安寿と厨子王」だけど、
ここからはハチャメチャな吉田流。
国分寺の聖は頭獅王を詰めた籠を背負い、
最後は新宿にたどり着くが、ここまでに1000年以上経過。
頭獅王は姉とも再開し、時の有力者の養子となり、
山椒大夫に罰をあたえ、恩人に褒賞を取らせ、
最後は佐渡で母と巡り合う。
おおまかなストーリーはもとの説話と同じなのかもしれないけど、
時代設定や時間の観念が全く異なり、異質な吉田作品となっている。

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