森見 登美彦 「夜行」読了」

森見 登美彦 「夜行」読了」。
最近お気に入りの作家の最新作。

岸田道生という銅版画家の「夜行」という連作にまつわる不思議な話。
「夜行」は日本各地の街にある家と顔のない女性が刷られた版画で、
10年ぶりに集まった5人の男女が、尾道、奥飛騨、津軽、天竜峡、そして鞍馬で、
おどろおどろしい経験をする。
最後の鞍馬では主人公が「夜行」と反転した「燭光」の世界に一瞬紛れ込むという、
何だかSFチックな話でもある。
物語全体に流れる空気は重苦しく、先日読んだ「きつねのはなし」を
思い出させるようなところもあるけど、ストーリーは洗練されたようにも思える。
ただ、全体的には僕には理解できない部分もあり、
「夜行」と「燭光」とはいったい何だったのかというモヤモヤは残る。
それにしても森見さんの幅広い作風には、相変わらず驚かされる。

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