池澤 夏樹 「うつくしい列島」読了。

池澤 夏樹 「うつくしい列島」読了。
サブタイトルは「地理学的名所紀行」。

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池澤さん初読み。随分昔に芥川賞を取ったのは知っていて、
「南鳥島特別航路」という紀行文のタイトルが気になっていた。
内容は、300ページのうち、前半の120ページが
2010年から「ナショナル・ジオグラフィック」に連載された
「日本うるわし列島」という24の紀行文、
そして後半の180ページは何と「南鳥島特別航路」そのもの。
1989年から「旅」に掲載された12の紀行文。
「日本うるわし列島」はぞれぞれが短すぎるので、
面白さでは「南鳥島特別航路」に軍配。
特に南鳥島は絶海の孤島で、6000メートルの海の底からそびえる、
直径100キロメートルの巨大な海山の頂上であるということに驚き、
白神山地の章の「植林された山は、本来の意味の山ではなく、
むしろ畑なのだ。」という文章は目からうろこだった。

いずれにしても池澤さんの日本の地形、自然に対する
造詣の深さが伝わってくる。

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