米澤 穂信 「さよなら妖精」読了

米澤 穂信 「さよなら妖精」読了
先日読んだ、「王とサーカス」の主人公が出てくる作品。
時代は「王とサーカス」の10年前で、ユーゴスラビアの崩壊が始まった年。

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雨の日の下校途中に男子と女子の高校生が、
ユーゴスラビアから来たマーヤという女性と出会うところから物語はスタート。
高校生たちは様々な企画を立て、
2ヶ月で国に帰るというマーヤといろいろな経験をする。
その中での小さな出来事の謎解きをするのがミステリー風。
ユーゴスラビアの崩壊が始まった後に帰国したマーヤが、
どこに帰ったのかを解き明かすのがその1年後。
何という悲しい結末。デビュー間もないころの作品ということもあって、
完成度は「王とサーカス」とは比べるべくもないが、作者の力量を感じさせる。

「王とサーカス」の続編も刊行されるらしく、今後が楽しみ。

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  • 米澤 穂信 「真実の10メートル手前」

    Excerpt: 米澤 穂信 「真実の10メートル手前」。 先日読んだ「王とサーカス」と同じ太刀洗万智が主人公の短編集。 Weblog: horikenな日常 racked: 2016-02-01 22:32