道尾 秀介 「水の柩」読了

道尾 秀介 「水の柩」読了。
小説現代に連載されたミステリー。

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主人公は男子中学生。
小学生のときに埋めたタイムカプセルに入れた
自身と同級生女子のメッセージで物語は始まる。

第一章から第六章まではプロローグが現在の話で、
その後、過去の物語が展開される。
そして、終章では、プロローグですべてが判明し、
その後が物語全体のエピローグとなる。

と、いうのがわかるのは終章を読んでから。
見事に騙されたけど、騙され方がちょっとひっかかる。
初期の「片目の猿」や「ソロモンの犬」ほどではないけど、
騙そうというあざとさが見え隠れする。

だからと言って、面白くないわけではなく、
主人公の中学生らしい心情がきちんと書き込まれていて、
他の登場人物もうまくからんでくる。
まずまずの秀作。

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  • 道尾 秀介 「光」 読了

    Excerpt: 道尾 秀介 「光」 読了。 先日読んだ「水の棺」に続き、道尾作品は14作目。 Weblog: horikenな日常 racked: 2015-06-19 07:06