海堂尊 「アリアドネの弾丸」 読了

海堂尊 「アリアドネの弾丸」(宝島社文庫)読了。
バチスタシリーズの第5作。

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東城大学の田口、厚生労働省の白鳥のコンビは健在。
島津、高階院長、藤原さんも登場。

東城病院にAI(Autopsy imaging)センターが設立されることになり、
田口がその傀儡の長に任命される。
副センター長には島津を初め医療関係者と
検察関係者が就任することになり、AIをめぐる医療と検察の主導権争いが始まる。

そんな中、AIに使われるMRIの技術者が死亡し、
医療側の高階が検察側の一人を殺すという事件が起きる。
72時間というタイムリミットの中で、田口、白鳥が事件解決に挑む。

AIの普及は海堂さんのライフワークだそうで、
バチスタシリーズでも常にキーワードとして登場する。
ちなみにシリーズの前作は、

「チームバチスタの栄光」
「ナイチンゲールの沈黙」
「ジェネラル・ルージュの凱旋」
「イノセント・ゲリラの祝祭」

外伝としては、
「螺鈿迷宮」
「ジーンワルツ」
「極北クレーマー」
などなど。

ここにあげた作品は全部読んだけど、
医療に関する作者の主義主張が強すぎると、物語としては面白みに欠ける傾向がある。
特に、「イノセント・ゲリラの祝祭」はメッセージが強く、あまり楽しめなかった。
一作目の「チームバチスタの栄光」はミステリーの要素が強く、
物語としても面白かった。

本作はもとに戻った感じ。

ところで、今回の作品では「螺鈿迷宮」で失踪し、
「極北クレーマー」で暗躍する桜宮小百合が一瞬でてくる。
不気味な登場の仕方なのだが、後半にはまったく現れない。
いったい何なんだろう?

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